サナーレ

代表挨拶



皆様には平素よりご高配を賜り、誠にありがとうございます。
弊社は、医療機関様や介護事業者様の経営コンサルティングを20数年にわたって行ってきましたが、 このたび、定年後以降の方が必要となるサービスの提供を考え、「サナーレ事業部」を開設しました。

私事で申し訳ありませんが、私の実家では、母親が亡くなった時の相続では、両親が所有している土地がどこにあるかもわからず、 固定資産税の納税通知書を確認することから始めました。また、父親が亡くなったあとも母親が商売を引き継ぎましたが、父親の死後7年ほどで店を閉じました。 店の整理をしようと母親に何回となく言いましたが、店の思い出に執着するあまり、整理については後回しで、整理できたのは、 母親が亡くなって8年後の今年でした、実に店を閉めてから30数年が経過しています。

また、実家は借地で、昭和2年に祖父母が借りています。
しかし、契約書があるわけでもなく、借地料がいくらかなのかを知らない状況でした。
また、母親が亡くなってからは、空き家になっていたため、地主から立ち退きを迫られていました。
借地となった経緯もわからない状況で、地主との交渉に臨みましたが、取り壊し料と立退料の交渉で感情的となって、 いよいよ泥沼化の状況となってしまいました。このとき、はじめて弁護士の活用を思い立ち弁護士に依頼しました。 その結果、立退料を頂かない代わりに、家の取り壊し費用は地主が負担することで

このようなことも、本来は、母親が存命中に整理して将来どのように対応すべきかを明確にしていれば、 子供が対応に苦慮することもないと思います。ですから、定年後少しの時間を使って、家庭の整理を行うことは、重要だと思います。

サナーレプランの発案は、私の今までの経験から出たことです。
自分が貯えた資産ならさほどの外部の支援でなくとも何とか自分で整理できると思いますが、 祖父母や両親から受け継いでいる資産等については、自分一人ではできないこともあると思います。

そこで、弊社のサナーレプランを活用頂ければ、比較的簡単に対応することができます。
それは、弊社一社での対応するのではなく、弁護士・司法書士・税理士・社会保険労務士・行政書士等の専門家及び、 不動産業者、古美術商、運送会社、産業廃棄物業者等の専門業者の一体となった支援を受けることが可能としたシステムだからです。

このシステムのネットワークによって、困っていることや、心配ごとの解決に向けていつでも対応させて頂きます。
しかし、まだまだネットワークが十分でない中での事業開始ですが、これからはもっとネットワークを拡大していく所存です。

特に考えていることは、定年後とは言ってもまだ働ける年代ですので、今までの経験や知識、 それに資金の確保等に力をお貸しいただきながら、若手起業家を支援するネットワークの構築も入れたいと考えています。

このように、環境は、時間の経過とともに大きく変化してきており、 環境変化へ対応する専門家や専門業者はじめ若い方たちとのネットワークを構築して、 定年後の方がサナーレ(癒し)のある環境を構築したいと考えています。

まだ、始まったばかりで不十分なことは、承知していますが、 なにとぞ「サナーレ事業」「サナーレプラン」が世の中に役立つように育てて頂きたく、お願いいたします。

株式会社デルタエム サナーレ事業部
代表取締役 村上君雄